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サルノコシカケ科の植物で学名を万年茸(マンネンタケ)といい、その頑強な生命力からこの名前がつけられたとされています。
古来より幻の仙草として珍重され、「漢書」武帝記には霊芝が生えると天下泰平の象徴として盛大な祝宴を催し、大赦令を出したといわれています。
また、かの秦の始皇帝が不老不死の霊薬を神仙術者、盧生に命じて探させた話は有名ですが、
その盧生が遠く日本に来てまで探し求めたのは、この霊芝だったといわれています。
霊芝は1年草であり、胞子の殻が固くて発芽しにくいため自生している霊芝を発見することはほとんど不可能ですが、1970年代に中国と日本で相次いで人工栽培が成功し、一般に流通するようになりました。
文献によりますと霊芝には紫芝、赤芝、青芝、黄芝、白芝、黒芝などの6種があるとされていますが、現在、市場に流通しているものは、ほとんどが人工栽培された赤芝であり、成分としては高分子多糖体のβ-グルカンや苦味成分のテルペノイド、15種のアミノ酸、4種のペプチドおよび4種の塩基、その他多数の酵素などを含んでいます。(※1)
※1)同じ霊芝といっても種菌や産地、栽培方法、加工法によって内容成分値が大きく異なります。近年では霊芝業界でも産地の偽装や誤認をさせるような商標がありますので、ご注意ください。
また、代表的なアダプトゲン(※2)としても有名で、健康維持のみならず、最近ではダイエットや30代女性の美容・アンチエイジングなど様々な目的で注目されています。
※2)アダプトゲンとは、全身のバランスを正常化することによって心も体も元気にしてくれるような天然のハーブのことです。
通常、霊芝は、成長を続けると「傘」を開きます。そして、それがサルノコシカケ科であることの象徴のように、まさに猿が腰を掛けられるのではないかと思われるほどの姿になり、他のキノコにはない貫禄を覗かせます。しかし、成熟し、傘を開いた霊芝は、やがてその傘から繁殖のため胞子を空中へ散布します。そしてその時、胞子と共に様々な有用成分をも空中へ放出してしまうのです。
鹿角霊芝は、霊芝と菌の種類は同じですが、特殊な栽培技術により霊芝の成長期を大幅に延長させ若々しく生気溢れる状態を持続させて育てられます。
そのため、成熟した霊芝や他のキノコのように「傘」の部分を有しておらず、その名の通り鹿の角のような形で成長を続けます。それにより、仙草たるその霊芝パワーを枯らすことなく、その身に溢れんばかりに秘め続けられるのです。
事実、有用性成分のひとつであるβ-グルカンの含有量の比較で、鹿角霊芝は通常の霊芝やアガリクスの約5倍の50%前後を誇っています。